アスクルでは環境の事を考えた取り組みを行っています。「森林資源保全」に重点を置きアスクルで取り扱う全紙製品の原材料を製造している製紙会社に対しての『トレーサビリティ調査』を徹底して行ったのです。『トレーサビリティ調査』とは「トレース=追跡」と「アビリティ=可能性」を組み合わせた造語で、商品が購入者の元に届くまでの過程を追跡し調査する事を指しますが、アスクルではこの『トレーサビリティ調査』によって出た結果によって「アスクル紙製品に関する調達方針」を制定し、公開もしています。
アスクルでは製造の過程でも環境のことを考えた取り組みを行っています。『トレーサビリティ調査』を基に制定された「アスクル紙製品に関する調達方法」を基準としての『PDCAサイクル』を製紙会社と共に行っているのです。『PDCAサイクル』とは、「PLAN(目標を設定して実現に向けての過程を設計する)」「DO(計画を実行し、機能や性能などを測定する)」「CHECK(測定した結果を評価し、目標と照らし合わせて分析をする)」「ACT (経過の改善や向上に必要な要素を明らかにする)」のサイクルを利用して原因側に要素を調整できるようにする対策の事なのです。この『PDCAサイクル』によってアスクルの製品では改良・改善が常に行われている事がわかりますね。
アスクルの環境対策では運送にも気を遣っています。運送時の環境への負荷を軽減する対策として、紙製品の輸送時に使われる木製パレットを特殊シートフィルムパレットに変えるという事を行っています。この対策によって、木製パレットの廃棄がなくなり、CO2の排出の軽減へとつながるのです。
アスクルはこのように自然環境に対するいろいろな取り組みによって『FSC認証』を取得しました。さらに、お客様に購入されたアスクルオリジナルフルカラーペーパーの売り上げの一部をWWF(世界自然保護基金)に寄付するという取り組みも行っています。『FSC認証』とはFSC(森林管理協議会)で定められた基準に基づき、森林を管理している団体の製品をFSCが認めた第三者機関が評価するという事です。
アスクルのこういった自然環境への取り組みは、地球に対する心遣いからではないでしょうか。その地球に対する心遣いが私たち地球で生き、生活をしている全人類に対する心遣いへとつながっていくということではないでしょうか。