ASKUL(アスクル)がインターネットを利用しての受注を始めたのも顧客のニーズに応えたものです。インターネットの双方向性や時間的ロスと販売コストの削減は大きなメリットをもたらします。ASKUL(アスクル)はBtoB通販のスタイルを本格的に実現した企業であり、e-コマースの先駆者といえます。
ASKUL(アスクル)は今後もさらに、顧客の新しいニーズに応えるための変化を続けていこうとしています。インターネットを利用して、あまり購入されないような商品も幅広く販売することを狙いとしています。「アスクルアリーナ」はそのインフラの一つで、ASKUL(アスクル)がもっとも力を入れているテーマの一つといえます。
ASKUL(アスクル)は翌日配送という方針でこれまできましたが、新しいニーズのためには、必ずしもこれにこだわる必要はなく、それよりも様々な商材を取り扱うために、新しい調達システムや物流や在庫に対する仕組みを変化させるという構想もあるようです。近々スタートする「シンクロカーゴ」という配送サービスシステムを利用し、配送途中の商品の追跡も可能になります。
ASKUL(アスクル)は顧客満足度向上のため、「アスクル・コンシェルジェ・デスク」を設置し、多様化、パーソナル化する顧客の要望を迅速に対応しています。このシステムでは、顧客情報や商品購入履歴、応対履歴、商品情報などを把握し、効率的に業務を行っています。また、「アスクルアリーナ」を通じても、中大規模企業からの要望も、社内ポータル「シンクロハート」で終結させ、検討することができます。
ASKUL(アスクル)のe-ビジネスは、環境が目まぐるしく変化していき、また、顧客の要望もどんどん変化していく中で、その変化に合わせて成長してきました。流通業からスタートして、現在は情報サービス産業へと変革を遂げています。ASKUL(アスクル)はオフィスのためのワンストップショッピングという価値と、時間を約束した配送サービスの提供という価値。この二つを提供してきました。配送の物流ネットワーク、ウエブやカタログを通じた情報のネットワーク、エージェント制の決済のネットワークを融合したプラットフォームであるASKUL(アスクル)は今後も顧客のニーズと共に進化していくでしょう。