2007年5月22日火曜日

askulが目指す環境経営

askulは「お客様のために進化するアスクル」を企業理念に、法人・個人事業主の方向けにトータルオフィスサポートサービスを行うオフィス用品の国内最大手の通信販売会社です。ここまで成長を遂げたのには、通信販売会社には欠かせない流通段階でのロスをいかに省くことができるかを追求し、社会全体の中での合理性を追求した結果といえます。また、単純に企業として利益を追求するのではなく、企業理念にあるように常にお客様の声を商品開発やサービスに反映させてきたことも大きな要因の一つです。

askulでは、2001年11月から社内体制を整備して本格的に環境活動に取り組み始めました。現在の地球環境は世界中の人々が、真剣に取り組まなければならないほど悪化してきています。よりよい環境を取り戻すために一人一人の努力も必要ですが、重要な鍵を握っているのはすべての企業です。かけがえのない地球環境を次世代に引き継いでいくために、askulは積極的に取り組んでいるのです。

askulには、「グリーン商品」やカタログやダンボール、トナーカートリッジ、インクカートリッジの無料回収などaskulの利用者に対するサービスにも環境に配慮したものがたくさんあります。askulの商品やサービスを見ていくと環境への取り組みを社内活動にとどめることなく、利用者も環境に配慮した商品やサービスを利用することが重要だと考えていることがうかがえます。法人や個人事業主向けの通信販売会社という特性に着目しているのでしょう。

アスクルだけでなく企業の活動には大量の資源を必要とし、大量の廃棄物や二酸化炭素が排出されます。だからこそ環境問題の鍵を企業が握っているといえるのです。askulはカタログ表紙のコーティングをプラスチック系素材のコーティングからニス塗りに変更し、インデックスシールも従来の再生ポリエステルを使用したものから紙に変え、シール部分も水溶性の接着剤にすることでさらにリサイクルしやすいように工夫しています。また、輸送時の積載効率を上げることで二酸化炭素排出量を削減、商品の梱包方法の見直しを行い、物流センターでの資材投入量削減などに取り組んでいます。

askulのこれらの活動を見て行くと、企業としての活動と環境活動をいかに両立するかを追及していることがうかがえます。企業である以上利益を追求するのは当然のことですが、自社の利益を追求するのと同様に環境活動に対しても目標を設定しています。環境についても目標達成のために何ができるかを追求し、結果を出して行くaskulはとても真摯な会社といえるのではないでしょうか。
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