2007年5月22日火曜日

アスクルをもっと知りたい

アスクルとは1997年に設立された都内に本社を置く事務用品販売会社です。現在国内にある9割以上の中小事業所のお客様を中心に文房具・事務用品をはじめとするオフィスで使うものを中心に販売・配達するサービスを行っています。昨年からは医療機関向けに医療材料を販売・配達するサービスも開始しています。

アスクルという名前の由来は、「明日来る」という言葉が会社名になりました。商品を注文してから、当日か翌日には商品を届けるというサービスをしているためです。

アスクルができる前のオフィスでは、事務用品や文房具は必要に応じて近くのお店に買いにでかけたり、専用の販売店から取り寄せをするパターンが大変多かったため、品物によっては注文から配達までに時間がかかったり、自分で買い物に行く場合にはその間に自分の仕事ができなかったり、欲しい品物が見つかるまであちこちお店を回ったものでした。大企業の場合は、購買担当者が一括して品物を仕入れて各部署へ配布するとか、会社の中に専用の店舗があり、決まった商品しか購入できず、足りないものは各自で購入申請をしなくてはいけない、という面倒な手続きが必要でした。アスクルはこうした企業や事業所目をつけ、電話やFAXで注文をしたらすぐに品物が到着するサービスを宣伝し、首都圏の事業所を中心にカタログ配布を始めました。

アスクルの商品カタログ配布紹介はCMにもなりました。当時カタログショッピングも通信販売も存在はしていても、その顧客の中心は個人で利用する人がほとんどだった中で、アスクルはオフィスの中で働いている人に宣伝をしました。みるみるうちにアスクルの販売方法やシステムは浸透し、今ではアスクルのライバル会社まで登場し、オフィス用品販売はいまやデリバリーしてもらうものへと変化しました。

アスクルはやがて全国へと事業を展開し、インターネットサイトからの購入や企業への新たなサービスとして電子購買システムを推奨しています。業務の効率をあげ、コスト管理を簡単に行える工夫を今もし続けています。また環境への取り組みにも熱心で、簡易梱包やリサイクル、古いカタログの回収サービス、ダンボール回収サービスなども積極的に行っています。