askulは「アスクル」と読みます。「明日来る」からアスクルです。表記はaskul、ASKUL、アスクルが使われています。1997年5月に大手の文房具メーカーのひとつの事業部から独立しました。商号は「アスクル株式会社 ASKUL Corporation」です。東京都江東区辰巳3-10-1 に本社を構えています。会社理念は「お客さまのために進化する」こと。
askulは、日本の約95%を占める中小事業所に関わる顧客に、商品をデリバリーするオフィス用品の会社です。askul専用のカタログで商品を選び、ファックスやインターネットを使って注文します。askulの商品は、紙媒体のカタログかWebページで選びます。現時点での最新カタログは、「2006 秋・冬号」です。取扱いの商品数は、約22,000アイテム以上にのぼり、askul商品は、沖縄・離島を除く全国に届けられます。
askulは、「お客さまのために進化するアスクル」を企業の理念にしています。顧客を大切にするための改善と、顧客のための進化。それらを具体化するのにコンピュータシステムを取り入れています。商品とサービスの内容とシステムと、askulで働く人間が進化していくことで、Happy Office Network Serviceを目指しています。すべてのオフィスの顧客満足のための進化が、askulの原点として、展開されているのです。
askulはオフィスで必要なアイテムをファックスやインターネットを使って24時間オーダーできるシステムです。メーカーに関わらず、オフィスで使う商品を注文できるのです。askulでの文具や事務用品の需要は、実は、総売り上げの25%にしかなりません。そのほかには、コーヒーやお茶、トイレットペーパーなどにいたる商品などがあり、オフィスで使われる商品全般が対象アイテムになります。
askulのもう1つの価値は、ネーミングが由来する「アスクル」です。つまり「今日注文すると、明日必ず届けます」という約束です。この約束は、ビジネス上において、たいへんな価値になり、また独自性があります。顧客の信頼を得るための大きなサービスが、ビッグビジネスへの発展になってきたようです。