2007年5月22日火曜日

アスクルのさまざまなサービスと成功の鍵

アスクルは、はじめ「プラス株式会社」の事業部「ブルースカイ委員会」として設立されたのです。その後、オフィスコンビニエンス事業を発展させた新しい事業を掲げ、「アスクル事業推進室」として発展を遂げたのです。はじめの事業展開は東京都圏内でのテストマーケティングからのスタートでした。

アスクルが本格的にインターネット上で活躍し始めたのは1996年3月でした。初めてホームページを開設し、会社の概要などの紹介を始めたのです。この頃は「FAX情報BOX」という最新情報などをお客様にお届けするというサービスを開設しました。その翌年から「エコアスクル」という環境問題を重視した取り組みが開始されました。この年にインターネットによる受注を開始して「アスクル株式会社」として営業を開始したのです。

アスクルが「プラス株式会社」からその事業を継承して「アスクル株式会社」となった理由は、1997年からスタートしたサービス、欲しい製品を注文した翌日にお届けするという『明日来る』が由来となっています。この年に一部の地域でFAXからの午後3時までの注文分は翌日配送というサービスを実現させたのが要因となっています。これがアスクルの誕生までの歴史となります。

アスクルが誕生して、即ち、分社独立してからも止まることを知らずに時代の最先端を駆け巡りました。会社として満足をせずに上を目指していた事が伺えます。この後も次々と新しいサービスなどを試行錯誤し、事業を展開していくのです。注文の受付を土日も休まずに実施したり、90日間の返品保証を開始したり、企業だけではなく個人のお客様をターゲットにした「ポータルアスクル」を展開したり、いろいろな企業と提携をして商品を開発したりなど、どんどんと世界に通用するような企業へと発展を遂げるのです。

アスクルが完全に今の事業スタイルになるきっかけになったのは2001年の欲しいもの・やりたいことなどで検索ができる「コト検索」と「アスクル・インターネットショップ」のリニューアルが挙げられるのではないでしょうか。『お客様のニーズに応える』という事を一番に考えてきたアスクルだからこそ一事業部だったものが分者独立し、さらに飛躍的な発展を遂げたのだと思います。『お客様のニーズに応える』というアスクルの会社理念はこのように企業を発展させ、これからも発展していく原動力となるのではないでしょうか。