2007年5月22日火曜日

ASKUL(アスクル)のサービス

ASKUL(アスクル)がインターネットを利用しての受注を始めたのも顧客のニーズに応えたものです。インターネットの双方向性や時間的ロスと販売コストの削減は大きなメリットをもたらします。ASKUL(アスクル)はBtoB通販のスタイルを本格的に実現した企業であり、e-コマースの先駆者といえます。

ASKUL(アスクル)は今後もさらに、顧客の新しいニーズに応えるための変化を続けていこうとしています。インターネットを利用して、あまり購入されないような商品も幅広く販売することを狙いとしています。「アスクルアリーナ」はそのインフラの一つで、ASKUL(アスクル)がもっとも力を入れているテーマの一つといえます。

ASKUL(アスクル)は翌日配送という方針でこれまできましたが、新しいニーズのためには、必ずしもこれにこだわる必要はなく、それよりも様々な商材を取り扱うために、新しい調達システムや物流や在庫に対する仕組みを変化させるという構想もあるようです。近々スタートする「シンクロカーゴ」という配送サービスシステムを利用し、配送途中の商品の追跡も可能になります。

ASKUL(アスクル)は顧客満足度向上のため、「アスクル・コンシェルジェ・デスク」を設置し、多様化、パーソナル化する顧客の要望を迅速に対応しています。このシステムでは、顧客情報や商品購入履歴、応対履歴、商品情報などを把握し、効率的に業務を行っています。また、「アスクルアリーナ」を通じても、中大規模企業からの要望も、社内ポータル「シンクロハート」で終結させ、検討することができます。

ASKUL(アスクル)のe-ビジネスは、環境が目まぐるしく変化していき、また、顧客の要望もどんどん変化していく中で、その変化に合わせて成長してきました。流通業からスタートして、現在は情報サービス産業へと変革を遂げています。ASKUL(アスクル)はオフィスのためのワンストップショッピングという価値と、時間を約束した配送サービスの提供という価値。この二つを提供してきました。配送の物流ネットワーク、ウエブやカタログを通じた情報のネットワーク、エージェント制の決済のネットワークを融合したプラットフォームであるASKUL(アスクル)は今後も顧客のニーズと共に進化していくでしょう。

アスクルのさまざまなサービスと成功の鍵

アスクルでは環境の事を考えた取り組みを行っています。「森林資源保全」に重点を置きアスクルで取り扱う全紙製品の原材料を製造している製紙会社に対しての『トレーサビリティ調査』を徹底して行ったのです。『トレーサビリティ調査』とは「トレース=追跡」と「アビリティ=可能性」を組み合わせた造語で、商品が購入者の元に届くまでの過程を追跡し調査する事を指しますが、アスクルではこの『トレーサビリティ調査』によって出た結果によって「アスクル紙製品に関する調達方針」を制定し、公開もしています。

アスクルでは製造の過程でも環境のことを考えた取り組みを行っています。『トレーサビリティ調査』を基に制定された「アスクル紙製品に関する調達方法」を基準としての『PDCAサイクル』を製紙会社と共に行っているのです。『PDCAサイクル』とは、「PLAN(目標を設定して実現に向けての過程を設計する)」「DO(計画を実行し、機能や性能などを測定する)」「CHECK(測定した結果を評価し、目標と照らし合わせて分析をする)」「ACT (経過の改善や向上に必要な要素を明らかにする)」のサイクルを利用して原因側に要素を調整できるようにする対策の事なのです。この『PDCAサイクル』によってアスクルの製品では改良・改善が常に行われている事がわかりますね。

アスクルの環境対策では運送にも気を遣っています。運送時の環境への負荷を軽減する対策として、紙製品の輸送時に使われる木製パレットを特殊シートフィルムパレットに変えるという事を行っています。この対策によって、木製パレットの廃棄がなくなり、CO2の排出の軽減へとつながるのです。

アスクルはこのように自然環境に対するいろいろな取り組みによって『FSC認証』を取得しました。さらに、お客様に購入されたアスクルオリジナルフルカラーペーパーの売り上げの一部をWWF(世界自然保護基金)に寄付するという取り組みも行っています。『FSC認証』とはFSC(森林管理協議会)で定められた基準に基づき、森林を管理している団体の製品をFSCが認めた第三者機関が評価するという事です。

アスクルのこういった自然環境への取り組みは、地球に対する心遣いからではないでしょうか。その地球に対する心遣いが私たち地球で生き、生活をしている全人類に対する心遣いへとつながっていくということではないでしょうか。

アスクルの魅力を徹底解剖!

アスクルの独り勝ちのようにみえるこの業界ですが、アスクルには強力なライルがいます。某有名文具メーカーが母体の会社でアスクルとほぼ同じようなサービスを展開しています。商品も値段もほぼ同じなので比較する人も多いのですが、なぜアスクルのほうがうけているのでしょう。まずアスクルのほうが先にサービスを始めたということが大きいと思います。やはり元祖というのは強みがあります。

アスクルはまた日々新しいことを展開することが上手いということが理由にあげられるのではないでしょうか。巷では何が流行っているのかをリサーチし、即座にアスクルの商品にしていくことをしています。某有名ブランドのコーヒーや家具、食器ひとつとっても今一番流行っている最先端のブランドを揃えています。そのようなブランドがアスクルになら載せてもいいと思えるほどアスクルは高い評価を得ていると考えられます。もちろんそれらのブランドを商品に迎えるにあたり、相当の努力をしていることは間違いないと思われますが。

アスクルがそのように高い評価を得ている理由はオリジナル商品の充実していることが大きいと思われます。こんなものにまでこだわるのかというほど細かい商品にまでデザイン性を追及していることが一般の人がからみてもわかります。そしてそのデザイン性こそがアスクルの価値をあげているといっても過言ではありません。

アスクルと他社との違いは価格や品揃えだけでなく、イメージを上手く利用しデザイナーズブランドさながらの魅力を備えたことがなにより重要だと思われます。そしてそのイメージアップの効果はアスクルの商品を買った企業にも伝染し、「おしゃれな会社」というイメージになることができるのです。最終的にはアスクルの商品を使っている上司までもがおしゃれに見えてくる現象がおこるかもしれません。

アスクルにはこれからもライバルと競合するなかで独自の路線を貫き、また新しいことをしてくれるという期待感があります。先を行くものの宿命ですが、追ってくるライバルがいることがアスクル成長の原動力でもあると思います。アスクルのライバルたちはアスクルを抜かそうとアスクルと似たような戦略をとってくることもあるでしょう。しかしアスクルには焦らず奢らず、今のまま個性的な企業であってほしいと思います。機能プラス「デザイン」というコンセプトを文房具やオフィスに持ち込んだ企業として誇りをこれからも持ち続けてほしいと思います。

アスクルのあれこれ

アスクルの取扱商品は文房具・事務用品にとどまらず、実に多種多様である。2006年9月現在で、その品揃えは約23200点を数える。取扱商品は、専用のカタログのほかにインターネットで検索も出来るようになっている。

アスクルの取扱商品は基本的に、「オフィスに必要なもの」というコンセプトがあるので、ファイル・筆記用具・スタンプといった事務用品、トナー・インク・コピー用紙のようなOAサプライ、コピー機やシュレッダーなどの事務機器といったものは勿論のこと、「えー?こんなモノまで揃っちゃうの?」というような商品もある。例えば、「オフィスで飲む」という事で、お茶・コーヒー・清涼飲料水の類。(コーヒーは、某外資系コーヒーショップチェーンのコーヒーまで取り揃えられている。)それに、お菓子、カップラーメン(残業用であろうか?)、ミニパックに入ったお弁当用の調味料などの食料品。そうかと思えば、「オフィス用のスリッパ」や「オフィスウェア」といった衣料品までそろっているのだ。何か「痒いところに手が届く」といった感さえある。

アスクルの取扱商品に対して、そういう印象を持つのは、恐らく、先に述べたシステムに秘密があるのかもしれない。地域密着型のエージェント制を導入することによって、電話対応の「カスタマーセンター」だけでは吸い上げきれない、個々の顧客の小さな要望もキメ細やかに集まって来ているのではないだろうか?エージェントになっている小売店の個々の営業努力が、インターネットの通販のページに生かされていると言えるのかもしれない。

アスクルの商品検索のページは、とにかく見ていて飽きない。ページを眺めながら、「これは、オフィスでどんな時に使うのだろうか?」などと想像して思わず、笑みがこぼれてしまう場合もある。あくまで、「オフィスで使う商品」という事で掲載しているだけなのにもかかわらず、見ていて楽しめるというのは、恐らく、オフィスで働く顧客の生の声がそのまま商品に反映されている事に加えて、取扱商品を考えているスタッフの真面目さが伝わってくるからかもしれない。検索をしているだけなのに、オフィスで働く者の気持ちを解ってくれるような気がして、少し気持ちが和んできたりもする。仕事の合間の息抜きに眺めるのも、結構楽しいものかもしれない。

アスクル取扱商品の値段はどうだろうか?コピー機やシュレッダー、机や椅子、本棚といった大きなものは、それぞれの業者ごとに値引きなどもあるだろうから、一概には比べようがないのだが、コピー用紙、紙コップ、ティッシュペーパー、トイレットペーパーなどを見る限り、やはり安価で販売されているようだ。そして、商品によっては、期間限定セール品があったり、まとめ買いをするとさらに安くなるという場合もあるので、個別にチェックすることをお勧めする。

アスクルをもっと知りたい

アスクルの豊富な取扱商品は他にもあります。デジタルカメラ、プリンタ、プロジェクター、ICレコーダー、ラミネーター、シュレッダー、ラベルライター、タイムレコーダー、電卓、テプラ、レジスター、コインカウンター、ラベラー、ホワイトボード、裁断機、製本機、ドリルパンチ、手提げ金庫、ワードライター、チェックライター、扇風機、ポット、デスクスタンド、カッティングマシン(切り抜き文字)、ジェットタオル、空気清浄機、吸煙機などのオフィス機器や、蛍光ランプ、白熱電球、ハロゲン電球、スポットライト、乾電池(アルカリ・オキシライド)などの電化消耗品もあります。

アスクルが取り扱う商品の中で、今は浸透しましたが発売当時は驚いた方もいたのではないかという生活用品には、ミネラルウォーター、ペットボトル飲料、コーヒー、麦茶、日本茶、紅茶、レトルト・即席食品、飲料雑貨、生活雑貨、ティッシュペーパー、トイレットペーパー、ウェットティッシュ、掃除用品(業務用も豊富)、カート、御祝儀、香典袋、キッチンペーパー、洗剤、ゴミ箱、ゴミ袋などがあります。個人で使用する大きさのものから、業務用サイズのものまで豊富にあります。

アスクルでは、梱包用品も充実しています。台車、工具セット、ダンボール箱、梱包テープなどです。ダンボールは丈夫で耐久性が高いです。

アスクルではここ数年前から、PCソフトウェアの販売も始めました。オフィスで必要となるOS、オフィスソフト、セキュリティソフト、ウイルス対策ソフト、業務支援ソフト、素材集など、量販店のように種類が豊富ですから、忙しくて買いに行けない時や近くに量販店がないオフィスでは活用できそうですね。

アスクルが最近始めた新たな取扱商品は、医療・介護用品です。白衣や介護衣、マスクや滅菌製品、救急用品、エチケット用品、ベッド用品、おむつ、食事用品、病院の待合室や診察室向けの家具や備品、アスクル限定のエプロンやスリッパ、スポイトや乳鉢や計量器具などの調剤用品、カルテ整理、レセプト用紙、カードインデックス、レントゲンフィルム入れなどの医療事務用品などなど、これからも様々な商品が増えていくでしょう。買い物がさらに楽しくなりそうですね。

askulのホームページのコンテンツ

askulのポータルアスクルのページは、使い勝手とデザインの良さが光ります。個人向けのポータルアスクルの場合は、紙媒体のカタログがありません。ショップページのデザインとユーザビリティに魅力がなければ、購買につながらりにくいでしょう。askulのポータルアスクルは、白地で清潔な雰囲気のページです。全ての商品はカテゴリー分けされており、検索窓が付いています。

askulのポータルアスクルのページは、カテゴリーに分け、キーワードも使用しています。秋に、askulのページをみて見ると「バランスボール」「行楽シーズン」「衣替え」「読書灯り」の画像入りリンクが用意されていました。どれも季節を感じさせるキーワードです。スポーツに行楽に衣替えに読書。わかりやすくて楽しめますね。季節感というのは、四季のある日本独特の感覚ですから。

askulのポータルアスクルのページには、カラー分けのコーナーもあります。「夢、色々。暮らしに彩を。」というコピーが付いています。「刺激のレッド」「知性のブルー」「癒しのグリーン」「笑顔のイエロー」「品格のブラック」「上質のホワイト」「くつろぎのブラウン」全7色です。色彩について敏感な方が増えています。このカラー戦略も、クリックしてみたくなるページ構成となっています。

askulのポータルアスクルのページには、「ONLY at ポータルアスクル」のコーナーがあります。「リビングルーム」「キッチン」「トイレ&バス」「エントランス」「Work space」に「Back yards」の6つに分かれています。askulのアイテムをそれぞれの異なった場所で使うようにカテゴリー分けしています。askulの商品はそのほとんどが実用品です。このように使うシーンをイメージする誘導の方法は、アイテムが身近に感じられてわかりやすいですね。

askulのポータルアスクルのページの、工夫を凝らしたカテゴリー分けは、ユーザビリティが高くなっています。「店長のイチ押し」と「売れ筋ランキング」「新商品」などのスタンダードな誘導リンクと、デザインを生かしたカテゴリー分けの両方が、ページを充実させているようです。このaskulのトップページからショッピングが始まるのですから、クリックして購買につなげるためのエッセンスが凝縮されているのでしょう。

askulで快適オフィスを演出

askulの企業理念は「お客様のために進化する」ことですが、企業として今の時代に求められる「環境問題」に、積極的に対峙しています。その方針として、事業の全てのエリアで、「環境汚染の予防・継続的な改善」を掲げています。21世紀に求められる環境への配慮を形にし続けています。責任ある流通企業として、リーダーシップを発揮し、実りあるプラン作りがなされているようです。

askulの環境問題に対する具体的な指針は、いくつかあります。省資源とリサイクル。地球温暖化防止。環境に配慮した商品とサービスをクリエイトしていくこと。また、紙の環境負荷や環境コミュニケーションは、顧客やaskulに関連する全てのメンバーの意見を取り入れて、年々、改善されているようです。askulの環境を考える方針は、一般公開され、環境保全に取り組んできた実績は、毎年報告されています。

askulのアイテムでも需要の多いのがコピーペーパーです。紙は、環境対策が必要なアイテムです。おそらく企業としての取り組みが注目されていることだと思います。askulのショップページで公開されているのが、「コピーペーパーが届くまで」というコンテンツです。原材料、製造、輸送の段階を追って環境への取り組みが説明されています。

askulで人気のアイテム「コピーペーバー」ですが、このアイテムについても、販売者としての意識と責任を持って、森林資源を守ることを考慮しています。アスクルブランドのすべてのコピーペーパーで、「原材料トレーサビリティー調査」が行われています。つまり、原材料の出所調査です。また、インドネシアの現地製紙会社での、原材料の調達については、環境を考えた定期的なチェックが入るそうです。

askulの環境への取り組みも公開されています。インドネシアの熱帯雨林調査を現地NGOなどといっしょに実施し、森林保全活動をサポートしています。その他、「チーム・マイナス6%」に参加。自社カタログの回収。アイテム梱包に使われたダンボールの回収。使用済みトナーカートリッジの回収など。 askulは環境問題に積極的に取り組んでいる企業です。インターネット通販では開拓者的なブランドになります。